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中国語検定の資格とは?
アジアの中でも、中国は今や日本にとって最も身近な国となりつつあります。
それに伴い、人気上昇中の検定が中国語検定です。
中国語検定は通称「中検」と言われ、日本中国語検定協会が主催しています。
中検は、いくつかの中国語の検定の中でも最も受験者数が多く、また最も歴史ある検定試験です。
旅行や出張で中国を訪れる機会の多い中高年の方には、是非取得して欲しい資格のひとつです。
[中国語検定のレベル]
中国語検定では、中国語の習熟度を1級~準4級までの6ランクで評価します。
各ランクのレベルは次のようになっています。
●準4級
挨拶やごく簡単な会話ができるレベル。
中国語についての基礎的知識を身に着けている。
●4級
中国語の基礎をマスターしているレベル。
簡単な中国語なら、話したり聞いたりすることができる。
●3級
簡単な日常会話と基本的な文章の読み書きができるレベル。
応用力を駆使することも可能で、何とか実務で使うこともできる。
●2級
実務能力の基礎が完成した段階。
日常的な話題に関する会話ができるほか、やや高度な中国語の文章の読み書きができる。
●準1級
実務に十分使えるレベル。
通常の文章の中国語訳、日本語訳ができ、簡単な通訳もできる。
●1級
中国語をほぼマスターした段階。
複雑な中国語や日本語の翻訳や通訳ができるので、プロとしても活躍できる。
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中国語検定の試験について
[受験資格]
学歴・年齢・性別・国籍に制限はなく誰でも受験できます。
[受験日]
・3月第4日曜日
・6月第4日曜日
・11月第4日曜日
※1級は11月試験のみ開催
[試験会場]
・日本国内:各都道府県50箇所
・中国、香港、台湾、シンガポールなど
[試験内容]
試験はリスニング・筆記の順に行います。
マークシート方式のほか一部記述問題があります。また、すべての級に録音による中国語の聴き取り(リスニング)があり、1級、2級はさらに録音による中国語書き取りがあります。
●準4級(60分)
・対象語彙数:500語
・リスニング、筆記
・各100点満点:各60点以上で合格
●4級(100分)
・対象語彙数:1000語
・リスニング、筆記
・各100点満点:各60点以上で合格
●3級(100分)
・対象語彙数:2000語
・リスニング、筆記
・各100点満点:各65点以上で合格
●2級(120分)
・対象語彙数:3000~6000語
・リスニング、筆記作文
・各100点満点:各70点以上で合格
●準1級(120分)
・対象語彙数:制限なし
・リスニング、筆記作文
・各100点満点:各75点以上で合格
(二次試験は100点中75点で合格)
●1級(120分)
・対象語彙数:制限なし
・リスニング、筆記作文
・各100点満点:各85点以上で合格
(二次試験は中国人との会話及び通訳:100点中85点で合格)
※1級と準1級で1次試験のみ合格した場合、申請により次の2回試験のうちいずれか1回に限り、1次試験が免除されます。
[合格率]
●準4級:約80%
●4級:約60%
●3級:約45%
●2級:約20%
●準1級
・一次試験:約30%
・二次試験:約90%
●1級
・一次試験:約5%
・二次試験:約60%
[問い合わせ先]
一般財団法人 日本中国語検定協会
URL http://www.chuken.gr.jp/
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中国語検定の資格を生かすには?
中国語検定の資格は趣味として取得する方が増えていますが、簡単な日常会話ができれば、海外旅行や中国の方との交流に役立ちます。
また、中国語検定の資格を転職や再就職に生かす場合は、2級以上の資格取得がおすすめです。
準1級以上の実力があれば、海外と取引のあるメーカーや商社からはかなり高い評価を受けます。さらに1級の取得者は、通訳や翻訳家などとして独立して活躍して行く事ができます。