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きき酒師の資格とは?

きき酒師(ききざけし)とは、日本酒の味や品質を鑑定し、お客様の好みにあった日本酒を選んだり、その日本酒の美味しい飲み方をアドバイスする日本酒の専門家です。

きき酒師の資格は趣味として取得する方もいますが、ソムリエや調理師、飲食店関係、ホテル関係、卸関係、生産メーカー、酒類販売店の方が取得し、仕事に生かしているケースも多くなっています。

きき酒師の試験(きき酒師呼称資格認定試験)は、受験者の7割が男性で、女性は3割程度となっています。
日本酒の好きな中高年の方におすすめの資格です。

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きき酒師の試験について

[受験資格]
20歳以上の方

[受講スタイル]
2021年3月現在、受講スタイルには、次の4コースが用意されています。

●通信プログラム
申し込み後、教材が自宅に届くので、映像教材とテキストを使用して学習を進めます。
全3回の課題を提出し、添削・返送された全ての課題が基準に達していれば合格となります。
申し込みから合格まで自宅で完結し、最短3か月(最長1年)での資格取得が可能となっています

●2日間集中プログラム
事前学習を経て、会場で2日間の受講と試験を行うもので、他の各プログラムに比べ短期間での資格取得が可能です。
合格時には、認定証書・認定章などが即日渡され、不合格時には、補習・再試験が2日間のプログラム中に行われます。遠方からの参加者も多い人気のプログラムとなっています。

●オンデマンド受講コース
外出せずに講習会の受講と試験の受験が「自宅で」完結するコースです。
会場で行われた講義そのままを自宅で受講し、オンラインWEBミーティングシステム「Zoom」を用いて在宅で試験を受けます。
在宅受験は、好きな時間帯に1人でオンライン受験を行う「パーソナル方式」と、指定された時間帯に数名の受験者と合同でオンライン受験を行う「指定日時定員制」のどちらかを選択することができます。

●1日通学コース
会場にて、1日かけて重点項目を学び試験対策を行うもので、実際に講師の講義を受けながら学ぶことができます。
開催会場は、東京・大阪をはじめ全国の主要都市でも開催しています。

[受験日程]
受講スタイルにより異なります。

[受験地]
東京・名古屋・大阪

[試験内容]
試験は第1次~第4次の4部構成となっています。

●第1次試験:選択式(一部記述式)50分
 ・飲食のプロフェッショナルとして必要不可欠な、もてなしの心、接客のあり方、食品・飲料全般の基礎知識

●第2次試験:選択式(一部記述式)50分
 ・日本酒の提供・販売を行う上で必要不可欠な基礎知識

●第3次試験:テイスティングを伴う筆記 50分
 ・日本酒の提供・販売を行う上で必要不可欠なテイスティング能力

●第4次試験:筆記(記述式)50分
 ・日本酒のセールスプロモーションの考案

[合格発表]
試験日から約2週間後

[合格率]
75%前後

[問い合わせ先]
日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)
 URL https://kikisake-shi.jp/

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きき酒師の資格を生かすには?

日本酒について幅広い知識を持つきき酒師は、お客様に美味しい飲み方や酒器の選び方、料理との組み合わせ方などを提案することができます。

趣味としてきき酒師の資格を取得し、豊かな人生のために活かすこともできますが、取得後は認定登録料として25,000円、入会金19,000円、年間費15,900円(非会員のみ)が必要となります。

そのため、単なる趣味として取得するよりは、むしろ現在の仕事の幅を広げたり、新しい仕事に生かして行く事をおすすめします。



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