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調理師の資格とは?

調理師の資格とは、法律上「調理の業務に従事することができる者として都道府県知事の免許を受けた者を言う(調理師法第2条)」とされています。
お客様に料理を提供するのが主な業務ですが、食品の安全や栄養、衛生面、食中毒の予防法など料理に関する幅広い知識を持った料理のスペシャリストと言えます。

中高年層で、飲食店を開業したいと望んでいる方は、是非取得しておきたい資格です。飲食店では、必ず「食品衛生責任者」を置かなければなりませんが、調理師の免許を持っていれば 「食品衛生責任者」の資格が申請だけで取得でき、またお客様への信頼度もアップするからです。

[調理師の仕事内容]
調理師資格者の業務は主に次のようなものです。

● 調理の技術をもとにお客様においしい料理を提供する。
● 食品の安全と衛生管理を行う。
● 栄養のバランスを考えたメニューを作成する。
● 食中毒を予防する。

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調理師の試験について

[受験資格]
中学校卒業以上で、2年以上調理の実務経験があれば、誰でも受験できます。
「2年以上の実務経験」とは、次のような施設や店での経験を指します。
(パートやアルバイトの場合で、週4日以上かつ1日6時間以上の勤務も含みます。)

●学校、病院、寮などの「給食施設」
(継続して1回20食以上又は1日50食以上調理する施設)
●食堂、料理店、仕出し屋、キャバレー等での食品調理 、または設備を設けて客に飲食させる店
●喫茶店、レストラン
●魚介類販売業(店舗で魚介類を販売する営業を指します。)
●惣菜製造業

※実務経験について不明の場合は、各都道府県の調理師試験担当課または最寄の保健所等にご確認ください。

[試験実施日]
年1~2回、各都道府県で行われ、どこでも受験できます。

[試験会場]
各都道府県が指定した会場

[試験内容]
4択式の筆記試験のみで、実技試験はありません。
合格の目安は6割以上の正解率です。

試験科目は、以下の7科目から出題されます。

●食文化論
日本の食の文化や伝統料理、調理師の社会的役割などについて。

●衛生法規
「一般衛生法規」「環境衛生法規」「労働衛生法規」「学校保健法規」「消費者保護関連法規」などの法律について。

●公衆衛生学
食中毒予防や伝染病予防など、食の衛生に関する詳細や技術について。

●栄養学
人間の体に必要な栄養素や、健康的な食生活について。

●食品学
さまざまな食品の成分や分類、健康のために必要な食品の選び方について。

●食品衛生学
感染症や食中毒などを予防するための知識について。

●調理理論
調理による食品の成分変化やさまざまな調理器具などについて。

[合格率]
75%前後

[問合せ先]
調理師資格の受験費用や試験会場についての詳細は、受験を予定している各都道府県の担当課、または保健所にお問い合わせください。

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調理師・独立への道

調理師の免許を取得した後、独立して自分の店を持つ事も可能です。
飲食店を開業するためには、調理師の資格の他に「食品衛生責任者」の資格が必要になるので、取得しておきましょう。

※「食品衛生責任者」の資格は、調理師の免許を持っている場合は申請のみで取得できます。
なお、調理師の免許とは別に、フグを調理する場合には「ふぐ調理師免許」が、パンや菓子を作る場合には「製菓衛生師免許」が必要になりますので、注意してください。

一般に飲食店を経営するためには、次のような手順で行います。

●飲食店の業種や業態を決める。
まず、どのような店を開業したいかを決めます。

●メニューを決める
お客様にどのような料理を提供するのか、メニューを決めます。

●店舗物件の選定と資金調達
一般不動産業者や店舗専門の仲介業者などを通して店舗物件を決め、必要な資金を調達します。
自己資金で足らない場合は、借り入れなども検討します。

●内装工事
店舗と資金調達が決まったら、専門の業者に店の内装工事を依頼します。

●従業員を募集する
店を運営していくために必要な従業員を募集します。

●開店に必要な申請手続きを行う
所轄の保健所や公共機関(税務署、労働基準監督署、社会福祉事務所など)に、開店に必要な申請手続きを行います。
※申請手続きが不慣れな場合は、専門家に依頼してアドバイスを受けましょう。

●開店を知らせる
オープンの日程が決まったら、案内状やチラシなどでお客様に開店を知らせます。

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