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弁護士の資格とは?

社会的な信用度が高く、平均年収は1000万円以上とも言われる弁護士の資格は、取得するのは簡単ではありませんが、1度取得してしまえば生涯の財産にもなります。

また、弁護士の資格は、高収入が見込める有望資格ランキングの中でもトップの地位をキープしています。

現在は法科大学院を卒業していなくても、司法試験予備試験に合格すれば「司法試験」にチャレンジすることができるので、40代、50代から弁護士を目指すことも可能です。

実際に2018年(平成30年)の司法試験では、合格者の最高年齢は68歳の方でした。

ただし、「司法試験予備試験」「司法試験」ともに狭き門となっており、弁護士の資格を得るためには、かなりの時間と労力、費用がかかることを念頭に、途中であきらめない覚悟が必要です。


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弁護士の仕事内容

弁護士の主な仕事は、訴訟の代理人や依頼者のトラブルに関する相談を受け、基本的人権を擁護しつつ仲裁や和解など法律的解決を目指す事です。

法律上のトラブルは「刑事事件」と「民事事件」に分けることができますが、法廷に立って証拠を提示したり弁論の攻防を繰り広げ、刑法などをもとに有罪・無罪が判断される「刑事事件」を取り扱うことはあまり多くはありません。

一方、「民事事件」は、生活の中で起こる身近なトラブルを扱うもので、実際の弁護士業務の大半を占めています。
具体的には、相続のトラブルや、金銭の貸し借りのトラブル、ネット上のトラブル、労働問題、離婚問題、損害賠償請求などの交渉や法律相談などです。

弁護士の試験について

弁護士になるには、「司法試験」に合格する必要があります。

【受験資格】
司法試験の受験資格として、次の2つのルートがあります。

(1)法科大学院を修了する
法科大学院は、大学の法学部出身者は2年、それ以外の学部出身者は3年の課程を修了する必要があります。
法科大学院を修了すると、その年から5年間、司法試験の受験資格が与えられます。

(2)司法試験予備試験に合格する
法科大学院を修了した者と同等の学識を有するかどうかを判定するもので、年齢や学歴を問わず、誰でも受験することができます。(2011年から実施)

この司法試験予備試験に合格すると、次の年から5年間にわたって司法試験を受験することができます。
40代、50代から弁護士の資格取得を目指す方には、こちらがおすすめです。ただし、司法試験予備試験の合格率は3~4%前後と、かなりの狭き門となっています。

しかし、予備試験合格者が次の「司法試験」に合格する率は非常に高く、法科大学院出身者の司法試験合格率が20~30%であるのに対して予備試験合格者の合格率は、70~80%となっています。

【司法試験予備試験の試験内容】

●短答式による筆記試験
「憲法、民法、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法、行政法」の基本7法に加え、「一般教養科目(人文科学、社会科学、自然科学、英語)」の知識が問われます。

5月中に行われ、合格者に対しては論文式による筆記試験が行われます。

●論文式による筆記試験
「憲法、民法、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法、行政法」の基本7法に加え、「一般教養科目(人文科学、社会科学、自然科学)」、「法律実務基礎科目(民事実務、刑事実務、法曹倫理)」の知識が問われます。

7月中に行われ、合格者に対しては口述試験が行われます。

●口述試験
法律実務基礎科目のうち、「民事実務、刑事実務」の知識が問われます。

10月中に行われ、合格者に対しては司法試験の受験資格が付与されます。

【司法試験の試験内容】

●短答式よる筆記試験
「憲法、民法、刑法」の3科目について行われます。

●論文式による筆記試験
「公法系科目、民事系科目、刑事系科目、選択科目」の4科目について行われます。

選択科目は、「倒産法、租税法、経済法、知的財産法、労働法、環境法、国際関係法(公法系)、国際関係法(私法系)」の8科目から1科目を選択します。

※論文式試験は、短答式試験合格者のみが受験することができます。

【受験日】
年1回、5月中旬に4日間の日程で行われます。

※短答式試験及び論文式試験において最低ラインに達していない科目が1科目でもある場合は、不合格となります。

また、司法試験は受験資格取得から5年間、5回までとなっています。
(2014年の司法試験までは「5年3回」までとなっていました。)

司法試験に5年間で合格できなかった場合、法科大学院に入りなおして修了するか、予備試験にもう一度合格することにより、再度5年間に渡って司法試験の受験が可能になります。

【合格率】
20%前後

【参考サイト】
法務省 弁護士資格認定制度
http://www.moj.go.jp/housei/gaiben/housei07_00004.html

日本弁護士連合会(日弁連)
https://www.nichibenren.or.jp/


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弁護士・独立への道

司法試験に合格しても、すぐに弁護士になれるわけではありません。
弁護士として独立するには、一般に次のようなルートをたどります。

●司法試験に合格後、1年間は法律事務所、裁判所、検察庁、司法研修所等で、「司法修習生」として研修や実務を行う。

●「司法修習生考試」という国家試験を受け、これに合格することで弁護士資格が得られます。
司法修習生の卒業試験にあたり、「二回試験」とも呼ばれています。

毎年11月に5日間に渡って行われますが、合格率は90%を超えているので、真面目に取り組めば落ちる心配はありません。

※落ちた場合は、司法修習生として再度1年間、実務をこなさなければなりません。

●弁護士登録をする
入会先地域の弁護士会を経て、日本弁護士連合会(日弁連)に登録請求をします。

登録を認められて初めて弁護士としての活動をスタートできます。
また、弁護士資格は更新などの必要はないので、いちど取得しすれば生涯有効です。

●法律事務所へ就職して経験を積む。

●独立して法律事務所を開業する。

弁護士を目指す方におすすめの資格取得講座

40代・50代から弁護士を目指す場合、「予備試験」に合格してから「司法試験」に挑むルートががおすすめですが、通常ゼロから始めて司法試験に合格するまでの勉強時間の総計は、約10,000時間に及ぶとも言われています。

そのため、いかに効率的にポイントを抑えた学び方をするかが重要になりますが、通信講座やオンライン講座を利用するのもひとつの方法です。

中高年から弁護士を目指す方には、次の3講座がおすすめです。

●スタディング

「スタディング」は、初心者の方が無理なく学べるように作られているオンライン資格講座です。

ビデオ講座では、図や具体例などを使って動画で解説しているため、テキスト中心の学習に比べ理解しやすく、また記憶に定着しやすくなっています。

さらに倍速版や音声講座もあるので、通勤途中や昼休み、家事の合間など、スマホやタブレットで隙間時間に効率的に学ぶことが可能です。

スタディングの「司法試験・予備試験講座」では、最短で合格するためのノウハウが講座に組み込まれていますが、ビデオ講座で動画を見た後、すぐにアウトプット学習できるよう「自動採点機能付きの問題演習」、「学習レポート機能」などのシステムも用意されています。

また、スタディングの「司法試験・予備試験講座」の大きな特徴は、圧倒的低価格の受講費を実現していることです。(他の司法試験対策予備校の10分の1から5分の1となっています。)

※スタディングでは各資格講座の割引キャンペーンが豊富に用意されています。
最新のキャンペーンや受講料については、下記公式サイトにてご確認ください。

=>「スタディング」のコース一覧やキャンペーン情報、無料お試しはコチラ!

スタディングの資格取得講座は、働きながら学びたい方や忙しくて勉強時間があまり取れない方、受講費を低く抑えたい方におすすめです。



>>スタディングの司法試験・予備試験講座

 

●アガルートアカデミー

「アガルートアカデミー 」は、法律系の難関国家資格をメインとするオンライン通信講座です。

令和元年度の司法試験合格者のうち、34.8%(およそ3人に1人)がアガルートアカデミーの受講生であったことから、合格実績の優れた資格講座として人気があります。

アガルートアカデミーの「司法試験・予備試験講座」は、1年で合格を目指すカリキュラムが組まれており、初学者の方でも最短ルートで予備試験合格を狙うことができます。

講義は収録されたオンライン映像をパソコンやスマホ、タブレットなどで視聴して学習を進めますが、倍速再生や音声ファイルのダウンロードも可能となっています。

また、受講を申し込むと、フルカラーのテキストが手元に届くため、教材をプリントアウトする必要はありません。

良心的な価格設定でありながら、精鋭講師陣による講義と、徹底した個別指導や個別フォロー、定期カウンセリングなどがあるため、不安を抱えることなく学習を進めることができます。

アガルートアカデミーの資格取得講座は、短期合格を目指したい方、合格実績のある講座で学びたい方、疑問を解決しながら学習を進めたい方におすすめです。



>>アガルートアカデミーの司法試験講座・予備試験講座

 

●資格スクエア

資格スクエアの「司法試験・予備試験講座」は、初めて法律を学ぶ方向けの入門講座から、基礎知識を学ぶ基礎講座、論文を書く基礎問演習講座、過去問にトライする過去問演習講座まで、ステップアップしながら学んで行く講座構成となっています。

「逆算思考の司法予備合格術」というもので、合格ロードマップ、レベル別学習シート、合格読本、各種問題集などが教材として送付されて来ます。

紙媒体の教材に加えて、オンライン上でも教材が閲覧可能となっているので、いつでもどこでも学習が可能となっています。

予備試験合格までは、膨大な量の学習をこなさなければなりませんが、資格スクエアでは迷うことなくスピーディーかつ着実に知識を積み上げて行くことができます。

また、「逆算プレミアム」を受講中の方は、月に2回電話で個別指導を受けることが可能となっているので、講座内容についての疑問や試験についての不安などを直接質問することができます。

資格スクエアの資格取得講座は、ステップアップしながら確実に学習を進めたい方、合格への道筋を明確にしたい方、紙媒体の教材も効果的に活用したい方におすすめです。



>>資格スクエアの予備試験講座

 



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