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臭気判定士の資格とは

臭気判定士とは人間の嗅覚を測定する「嗅覚測定法」を行うための国家資格です。
悪臭による苦情を解決するために、工場や事業所からのにおいの測定などを行ったり、臭いに関する製品を製造している企業での活躍などがありますが、どちらかと言えばマイナーな資格です。

臭気判定士の資格は中高年からの転職、再就職に関してさほど強力な武器とはなりませんが、化学分野、医療分野、環境分野などの臭いに関する分野での求人には有効と言えます。

臭気判定士は臭気環境分野で初めての国家資格であり、パネルの選定、試料の採取、試験の実施などの業務を行います。また、工場で悪臭の発生を感知し、対策をたてるために臭気判定士をおいているところもあります。

臭気判定士になるには、臭気判定士試験(筆記試験)と嗅覚検査に合格する必要がありますが、参考書のみの独学でも十分に対応できるレベルです。また、嗅覚検査は一見難しそうですが、普通の嗅覚の持ち主なら、問題なく合格できます。


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臭気判定士の試験について

[受検資格]
試験日の時点で18歳以上なら年齢・性別に関係なく受験する事ができます。

[試験会場]
・臭気判定士試験:東京、大阪、名古屋
・嗅覚検査:全国の検査機関(事前に電話予約要)

[試験内容]
「臭気判定士」になるには、臭気判定士試験と嗅覚検査に合格する必要があります。

●臭気判定士試験(筆記試験)内容
・嗅覚概論
・悪臭防止行政
・悪臭測定概論
・分析統計概論
・臭気指数等の測定実務

●嗅覚検査
1~5までの番号が書かれた5本のにおい紙が用意され、その中から基準臭液によりにおいの付いた2本の「におい紙」を嗅ぎ当てられるかどうかを判定します。 所要時間は約15分です。

[試験日程]
・臭気判定士試験:11月上旬頃
・嗅覚検査:各検査機関で随時

[合格率]
35%前後

[合格発表]
12月下旬。受験者全員に通知があり、合格者には合格証書が交付されます。
※臭気判定士免状の有効期限は5年間となっており、随時免状の更新が必要です。

[問い合わせ先]
(社)におい・かおり環境協会
URL https://orea.or.jp/



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