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公害防止管理者の資格とは?
公害防止管理者は今後ますます重要視される資格です。
公害防止管理者の資格とは、環境保全を目的とした国家資格ですが、大気汚染や水質汚濁、騒音、振動等の公害を未然に防止するため、必要な技術的事項を把握し、管理するのが主な業務です。
化学関連企業や製造業、電気供給業などの法律に定められた特定の事業所では、公害防止管理者を置いて作業することが義務づけられています。
現在のところ関連企業に入社後、必要に迫られて取得するというケースが多いようですが、このような環境保全に関する資格は今後ますます重要視されますので、中高年から転職、再就職を検討している場合の資格としてもクローズアップされてきています。
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公害防止管理者の試験について
[受検資格]
年齢、学歴、性別などに関係なく誰でも受験することが出来ます。
[試験会場]
札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪府、広島市、高松市、福岡市、那覇市
(会場は年度により異なります。)
[試験日程]
10月第1日曜日
[試験内容]
●大気関係
①公害総論、②大気概論、③大気特論、④ばいじん・粉じん特論、⑤大気有害物特論、⑥大規模大気特論(1種のみ)
●粉じん関係(一般・特定)
①公害総論、②大気概論、③ばいじん・粉じん特論(特定のみ)④ばいじん・一般粉じん特論(一般のみ)
●水質関係
①公害総論、②水質概論、③汚水処理特論、④水質有害物質特論(1・2種のみ)⑤大規模水質特論(1・3種のみ)
●騒音・振動関係
①公害総論、②騒音・振動概論、③騒音・振動特論
●ダイオキシン類関係
①公害総論、②ダイオキシン類概論、③ダイオキシン類特論
●公害防止主任管理者
①公害総論、②大気・水質概論、③大気関係技術特論、④水質関係技術特論
※試験内容は、試験区分によって対象外科目があったり、試験年度により変動する場合があるので、公害防止管理者試験センターのホームページ(URL http://www.jemai.or.jp )にてご確認ください。
また、各試験区分の科目に合格した場合、同一科目の試験について3年間は免除されます。
別の試験区分の共通科目については、年限無しに免除されます。
[科目別合格制度について]
平成18年度からは、「科目別合格制度」が導入されました。
この制度により、一度にすべての課目に合格出来なくても、受験年を含めて3年以内に必要とする課目に合格できれば、資格が与えられます。
[合格基準]
各科目において、60%以上の正答率で合格となります。
[合格率]
約25%程度
[合格発表]
12月中旬。受験者全員に合格証書及び科目別試験結果の通知が送付されます。
[資格認定講習について]
受験をせずに「資格認定講習」を受講し、修了テストに合格する事で資格を取得する事もできます。
[講習日程]
・3月頃
・12月~3月頃
[講習会場]
札幌、仙台、東京、愛知、大阪、広島、高松、福岡
(上記以外の都市で開催することもあります。)
[問い合わせ先]
(社)産業環境管理協会 公害防止管理者試験センター
URL http://www.jemai.or.jp