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介護福祉士の資格とは?

「介護福祉士」は、昭和62年に誕生した社会福祉に関する国家資格です。
介護福祉士の主な仕事は身体的、精神的に障害があり、日常生活を営むのに支障のある方に対して自立した生活がおくれるよう、支援する事です。

[介護福祉士の勤務先は?]
介護福祉士の資格を取得した場合、勤務先は老人ホームや介護老人保健施設、グループホーム、養護施設、デイサービス、医療機関、介護関連サービス事業者、身体障害者療護施設、身体障害者福祉ホーム、障害者更生施設などです。
また、介護を必要とする人の自宅へ赴き、さまざまな身体介護や生活援助などの訪問介護サービスを行うこともあります。

現在、資格取得者の8割は女性ですが、男性の介護福祉士も増えてきています。
介護福祉士は、経験を積み、介護関連サービス提供者の責任者になったり、管理職になる事も可能です。

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介護福祉士の試験について

[介護福祉士の受験資格]
介護福祉士の受験資格は、次の8ルートがあります。

①介護福祉士養成施設(2年以上)を平成29年4月以降に卒業(修了)した方
②介護福祉士養成施設(1年以上)を平成29年4月以降に卒業(修了)した方
③3年以上(従業期間3年以上、従事日数540日以上)介護等の業務に従事した方で、実務者研修を修了した方
④3年以上(従業期間3年以上、従事日数540日以上)介護等の業務に従事した方で、介護職員基礎研修と喀痰吸引等研修(第1号研修または第2号研修)を修了した方
⑤福祉系高校を平成21年度以降に入学して、新カリキュラムを履修して卒業した方
⑥特例高校(高校:平成21~25、28~30年度・専攻科:平成21~25、28~31年度に入学)して、卒業した翌日後に9か月以上(従業期間9ヶ月以上、従事日数135日以上)介護等の業務に従事した方
⑦福祉系高校を平成20年度以前に入学して、旧カリキュラムを履修して卒業した方
⑧経済連携協定(EPA)であって、3年以上(従業期間3年以上、従事日数540日以上)介護等の業務に従事した方

[介護福祉士の試験内容]
●筆記試験
マークシート形式で、以下の内容から125問出題されます。
・人間の尊厳と自立、介護の基本
・人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
・社会の理解
・生活支援技術
・介護過程
・発達と老化の理解
・認知症の理解
・障害の理解
・こころとからだのしくみ
・医療的ケア
・総合問題

●実技試験
介護等に関する専門的技能

[介護福祉士の合格率]
介護福祉士国家試験の合格率は、60~70%程度となっています。
受験者の約半数が合格できるレベルです。

[受験日程]
受付期間・・・8月~9月
筆記試験・・・年1回 例年1月頃
実技試験・・・3月上旬頃

[試験地]
筆記試験(全国34ヶ所)
北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、福島県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、岐阜県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

実技試験(次の8ヶ所)
北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県、沖縄県
※実技試験の試験地は、年度により異なることがありますので、下記ホームページでご確認ください。

[問合せ先]
(財)社会福祉振興・試験センター
 URL http://www.sssc.or.jp/kaigo/


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