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医療秘書の資格とは?
医療秘書(メディカルクラーク)とは、複雑化している病院内の事務的な作業を一手に引き受けて行う専門家の資格です。
多忙を極める医師に代わり、医師のスケジュール管理や会議資料の作成、診断書や診療録の記載代行、処方せんの記載代行、主治医意見書の記載代行、オーダリングシステムへの入力代行(診察や検査の予約)、入院患者のカルテの整理、その他の書類作成や整理、レセプト(診療報酬請求明細書)作成、電話や来客の応対などを行います。
資格がなくても医療秘書の仕事はできますが、秘書としてのスキルだけでなく医療に関する豊富な知識を必要とする職種であるため、実力を測る目安の一つとして「医療秘書技能検定」を受験し、資格を取得しておくと就職に有利になります。
代表的な医療秘書の資格試験としては、医療秘書教育全国協議会による「医療秘書技能検定」があります。
医療秘書技能検定は、年齢などの制限はなく誰でも受験できますので、秘書的な業務の得意な中高年の方はチャレンジしてみるのも良いかも知れません。現在のところ勤務先は限られており、求人数も少なめですが今後は医師の事務的作業を軽減するためにも、医療秘書の資格取得者が求められる事が予想されます。
[勤務先は?]
医療秘書(メディカルクラーク)の勤務先としては、一般病院の他、第三次救急医療機関、総合周産期母子医療センター、小児救急医療拠点病院、災害拠点病院、へき地医療拠点病院などがあげられます。
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医療秘書の資格試験について
医療秘書技能検定は、医療秘書の実務マナー、医療関連法規、医学用語、医療事務など医学的基礎知識とその領域は多岐にわたり、受験者の能力に合わせて1級、準1級、2級、3級の4つの段階に分けられています。
[受験資格]
特に制限はありませんので、誰でも受験できます。
[受験日程]
年2回実施:6月、11月
[受験地]
札幌、筑波、成田、東京、上田、新潟、豊橋、名古屋、大阪、松山、博多、鹿児島
[試験内容]
各級ともそれぞれのレベルに応じ、以下の領域より出題されます。
・領域Ⅰ:医療秘書実務、医療機関の組織・運営、医療関連法規
・領域Ⅱ:医学的基礎知識、医療関連知識
・領域Ⅲ:医療事務(レセプト作成、診療報酬点数表の理解)
[合格率]
・1級:30%前後
・準1級:30%前後
・2級:50%前後
・3級:70%前後
[合格発表]
「合否通知・合格証」は、各回の試験終了後、約1か月半後に郵送されます。
[問合せ先 ]
一般社団法人 医療秘書教育全国協議会
URL http://www.medical-secretary.jp/iryo/
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