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手話通訳士の資格とは?

手話通訳士は、 手話を用いて聴覚障害者と健常者の仲介をし、話し言葉と手話を置き換えて双方にわかるように伝達するのが主な役割です。

聴覚障害者のコミュニケーション手段として使われる手話ですが、手話を用いることで、日常会話にとどまらず、さまざまな専門分野に関する会話も可能になります。

現在は、全国各地にある手話サークルや、自治体が実施する手話講座などで手話をマスターする事ができますが、聴覚障害者と円滑なコミュニケーションをとるためには、幅広い一般教養や聴覚障害者に関する深い知識や理解も必要です。

このように手話をマスターするだけなら気軽にできますが、職業として考えた場合、収入状況はあまり良くありません。

しかし、2003年度からスタートした「新障害者プラン」に伴い、障害者の社会進出が推し進められており、民間企業の他、公共施設や自治体などでも手話通訳士のニーズが高くなって来ています。そのため将来的には職業として定着する事が望まれます。

現状では、手話通訳士として活躍したいという希望を持っている中高年の方は、手話通訳士の資格をパートやボランティアとして生かす事ができます。

また本格的に手話通訳士の資格を生かしたいという方は、インストラクターとして活躍する道もあります。

[勤務先は?]
手話通訳士の勤務先としては、聴覚障害者の方が多く利用する福祉関連施設や民間施設、医療施設、ボランティア施設、公共施設などがあります。

仕事内容は聴覚障害者の方の意思を健聴者に伝えたり、健聴者の意思を聴覚障害者の方に伝え、円滑なコミュニケーションを図ります。

手話通訳士の資格取得後に「手話通訳士派遣協会」などに登録し、派遣要請を受けて出張して行くという働き方もあります。その場合、聴覚障害者の各種相談や、外出の付き添いなどがまかされます。

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手話通訳士の資格試験「手話通訳技能認定試験」について

[受験資格]
20歳以上(受験年の3月末までに20歳になる者も含みます)

[受験日程]
 ・学科(一次)試験:9月下旬~10月初旬頃
 ・実技(二次)試験:学科試験の翌日

[受験地]
東京、大阪、熊本

[試験内容]
●学科試験
 ・障害者福祉の基礎知識
 ・聴覚障害者に関する基礎知識
 ・手話通訳のあり方
 ・国語

●実技試験
 ・聞取り通訳(音声による出題を手話で解答)
 ・読取り通訳(手話による出題を音声で解答)

※学科試験と実技試験は別の日に開催されます。
※受験する前回の学科試験に合格していれば、翌年の学科試験は免除になります。

[合格率]
合格率は例年10%~30%程ですが、年度によって大きく変わり、平成30年度(第30回)は9.8%でした。
また、年齢別では、40歳代と50歳代の女性の合格者が最も多くなっています。

[問合せ先 ]
社会福祉法人 聴力障害者情報文化センター 手話通訳士
 URL http://www.jyoubun-center.or.jp/slit/


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