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介護職員初任者研修の資格とは?

介護職員初任者研修とは、平成25年度(2013年度)から新しく作られた資格で、介護職としてのスタートラインとなる入門資格とも言うべきものです。

介護施設で介護スタッフとして働いたり、介護が必要な高齢者や障害者のいる家庭を訪問し、日常生活のサポートを行うのが主な業務ですが、以前はホームヘルパー2級がその役割を担っていました。

ホームヘルパーの資格は、平成24年度(2012年度)末で廃止され、平成25年度(2013年度)からホームヘルパー2級は「介護職員初任者研修」へ、ホームヘルパー1級は「介護職員実務者研修」へと移行しました。
(※新制度以前にホームヘルパー1・2級の資格をすでに取得している方は、介護職員初任者研修を修了したものと認められます。)

介護職員初任者研修の資格は、厚生労働省指定の養成機関で130時間の講習を修了後、復習を兼ねた簡単な筆記試験のみで取得することができます。
講習では約50時間の実技実習が義務付けられていますが、ホームヘルパー2級の取得時に行われていた「施設実習」はなくなりました。
そのため、新制度になってからは受講者の負担はいくぶん軽減されたと言えます。

[勤務先は?]
介護職員初任者研修の資格取得者の勤務先としては、老人保健施設や養護老人ホーム、身体障害者更生施設、デイサービスセンター、グループホーム等の福祉施設、民間の福祉サービス事業所等があげられます。

また、日常生活をおくるのが困難な高齢者や障がい者のいる家庭を訪問し、入浴・食事・衣服の着脱・排泄などの身体介護のほか、掃除・洗濯・買い物・調理などの生活援助など、従来のヘルパー2級と同等の仕事をする事が可能です。

雇用形態は、各種施設で正社員として働く他、派遣会社に登録して派遣社員として働いたり、パートタイマーやアルバイトとして働いたりと、さまざまな働き方があるので、ライフスタイルに合わせて選ぶことができます。

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介護職員初任者研修の資格取得について

[受講資格]
特にありませんので、誰でも受講することができます。

[介護職員初任者研修の受講内容]
介護職員初任者研修の資格を取得するには、厚生労働省によって定められた基準に基づき、各都道府県が指定する養成機関(学校やスクールなど)が実施する130時間の研修を受講する必要があります。 受講内容は、以下の10科目となっています。

 ① 職務の理解(6時間)
 ② 介護における尊厳の保持・自立支援(9時間)
 ③ 介護の基本(6時間)
 ④ 介護・福祉サービスの理解と医療の連携(9時間)
 ⑤ 介護におけるコミュニケーション技術(6時間)
 ⑥ 老化の理解(6時間)
 ⑦ 認知症の理解(6時間)
 ⑧ 障害の理解(3時間)
 ⑨ こころとからだのしくみと生活支援技術(75時間)
 ⑩ 振り返り(4時間)

※この130時間の中で、約50時間の実技実習が行われます。
また、修了時にはこれらとは別に1時間程度の筆記試験(修了評価試験)が行われ、この試験に合格することにより、介護職員初任者研修の資格を取得することができます。(この試験が不十分な場合は、補講などを受け、最終的には合格できるようになっています。)

[問い合わせ先]
介護職員初任者研修は、各都道府県が指定した養成機関で実施しているため、受講日程や受講地、受講料などが異なります。(受講内容の一部を通信講座で学べるところもあります。)
受講を希望する方は、お住まいの各都道府県・指定都市の福祉担当課、または各都道府県福祉人材センターなどにお問い合わせください。


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