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調剤事務の資格とは?

病院の外で、処方箋をもとに患者さんの薬を処方する薬局を調剤薬局と言いますが、この調剤薬局で受付や会計業務、薬剤師の調剤補助を行うのが、調剤事務の主な業務です。その他、薬歴管理や薬品の在庫管理、調剤報酬明細書(レセプト)の作成などを行うこともあります。

数年前より国の医薬分業政策が推し進められていますので、病院から薬局を部外に出す院外処方が年々増えており、それに伴う調剤薬局も増加して来ています。

調剤薬局には薬剤師が常駐していますが、保険請求事務ができる人は少ないのが現状です。そのため保険や薬剤の専門的な知識を持つ調剤事務資格取得者の活躍が、広く求められているのです。

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調剤事務は、細かい計算が迅速かつ正確にできる事務能力と注意力が必要とされますが、そのような事が得意な方にとっては、将来的にも有望な資格と言えます。

資格を取得するのに年齢などの制限はなく、誰でも取得する事ができるので、40代、50代の中高年からの資格取得者も増えています。受験方法も会場試験のほか、在宅で受けらものもあるので、気軽にチャレンジできます。

また、最近の医療現場では、電子カルテ化、IT化が急速に進められているため、調剤事務の資格の他にパソコンが使えれば、就職にはさらに有利になります。

[勤務先は?]
薬局や薬店、ドラッグストアなどの受付やフロアなどが主な勤務先です。
フルタイムやパート勤務など、ライフスタイルに合わせた働き方が可能です。

調剤事務の資格試験について

調剤事務は、実施団体が異なる類似した資格が複数存在していますが、「技能認定振興協会(JSMA)」が認定する「調剤事務管理士(R)」がおすすめです。

技能認定振興協会(JSMA)は、1969年に医療事務従事者の技能を認定する全国初の試験機関として設立されて以来、医療・福祉を中心とした事務・技能職の技能認定試験を行っています。

[調剤事務管理士(R)技能認定試験とは?]
「調剤事務管理士(R)技能認定試験」には、通信講座などを受講後に家で試験を受ける「在宅受験」と、試験会場で試験を受ける「会場受験」があります。

2021年度からは、新型コロナウィルス感染症の感染拡大状況に基づき、当面の間、一般会場試験は中止されています。

[受験資格]
制限はありませんので、誰でも受験できます。

[受験日程]
在宅受験:奇数月の第4土曜日翌日(日曜日)

[在宅試験の方法]
受験月第4土曜日までに宅配便にて試験問題が届くので、テキスト、ノート等の資料や計算機を使用して答案作成を行います。
答案作成後は、受験票にある提出期限までに、試験問題に同封されている提出用封筒でポストに投函するという方法で行われています。

[試験内容]
●学科:マークシート形式(10問)
・法規(医療保険制度・公費負担医療制度等についての知識)
・保険請求事務(調剤報酬点数の算定、調剤報酬明細書の作成・ 薬剤用語等の知識)
・薬の基礎知識(医薬品・薬価基準の基礎知識、薬の作用等)

●実技:(3問)
・レセプト点検問題(1問)
・レセプト作成(2問)

[合格率]
約60%

[問合せ先 ]
技能認定振興協会(JSMA)
URL https://www.ginou.co.jp/


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